各種検査
内視鏡検査
嘔吐感がほとんどありません!
従来の胃カメラでは口からのどを通っていく為、ほとんどの方が嘔吐感を感じていたと思います。
これは内視鏡が舌の付け根の舌根にふれて咽頭反射が起る事によります。
経鼻内視鏡の場合、鼻から挿入し鼻腔を通って食道・胃へと到達いたします。
したがって咽頭反射がほとんどの場合起こらず不快感の解消が図られます。
当院では現在相当数の方が経鼻内視鏡を受けておられますが、感想をお聞きすると全員経口法よりも経鼻法の方が楽だったとの事でした。
検査中でも会話ができます!
従来は内視鏡を口から入れてましたので、患者様は会話をすることが出来ませんでした。
しかし、経鼻内視鏡なら鼻から内視鏡を挿入致しますので口は自由です。
麻酔の関係で多少口の動きが悪いかも分かりませんが医師とコミュニケーションが取れます。
麻酔の量も減少!
従来と比較して麻酔量が微量となりますので検査後の常態への復帰が早くなります。
デメリット・・・
大きな欠点は全ての方に出来るわけではないということになります。
細い鼻腔を通って行くため鼻中隔が曲がっている方、以前鼻の手術をしたことがある方は経路が狭く挿入できない場合があります。
アレルギー性鼻炎の症状が強く出ている場合は鼻の粘膜が浮腫んでいるため鼻腔が狭くなっており挿入できない場合があります。
また、ごくまれに鼻出血を起こす場合があります。この場合、止血剤を使い10分程度で止血いたします。
血液検査
血液に含まれる成分を検査することにより、貧血、炎症反応、肝機能、腎機能、血糖値等の全身の状態を知ります。
検査前日には水分を充分に摂ってください。
検査項目
血球数算定 | 白血球数WBC/赤血球数RBC/ヘモグロビン量Hgb/ヘマトクリット値Hct/血小板数Pltなど |
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生化学 | 総蛋白T-Pro/酵素GOT/酵素GPT/クレアチンフォスフォキナーゼCPK/クレアチニンCreなど |
電解質 | 血清ナトリウムNa/血清カリウムK/血清クロームCl/マグネシウム/リン/カルシウム |
その他の検査
呼吸機能検査、動脈硬化検査、レントゲン検査、ECHO(超音波)、骨塩定量測定(骨粗しょう症)などいろいろな検査を実施しております。
詳しくは、お電話にてお問い合わせください。